海側前進。
土曜日。
週末はフライトがあるという旨のアナウンスが有線放送にて流れたということで、
"あるかも"という方に賭けてみて、築城へ行ってきた。
朝6時に自宅を出発して、目指すはAKAMURA ARRIVAL ROUTE.
いったん、AKAMURAに到着すれば後はSAIGAWA,TOYOTSU,TSUIKIとなる。
防衛道路の陸橋あたりから築城基地を見渡すと、海側にF-15が数機確認できた。
どうやらフライトはありそうだ。
堤防に到着すると、4機のF-15が並んでいた。
エンジンもカットされ、キャノピーオープン。
周りにクルーもいたことから、おそらく海側前進。
朝日を浴びた機体が非常に美しい。
非常にタイトな列線を形成した304飛行隊のF-15。
築城基地に展開し、訓練を行っているE-2Cがランウェイを使い、転がってきた。
ランウェイバックし、R/W25からの離陸。
E-2Cはこの部分が美しいと思う。
R/W25を離陸し、旋回した後築城基地上空を通過するE-2C。
この時、どれだけ上昇しているのだろうか?
さて、この日は晴れの予報だったのが、晴れのち曇りになり、雨が降る予報も。
あいかわらずよく分からない天気予報なのだが、この時点ではものすごく好天。
F-15にもパイロットは乗り込んでおらず、E-2Cが離陸してから静かな時間が訪れていた。
と、思っていたのもつかの間。
何か音がしたな!?と思うとパイロットとクルーがいっせいに機体に向かって走り出し、
機体に乗り込んだ。
パイロットはコックピットで待機、クルーはエンジンスタートの準備をしている。
1番機は所定の位置についたらすぐにスタートローリング。
2〜4番機も次々とスタートローリング。
先ほどの編隊が離陸したら、別の編隊が待機に入ったのか転がってきた。
中には去年のフェイカー塗装らしき跡が残った機体も。
続いてF-2の編隊もやってきた。
F-15はどうやらエンジンカットするようだ。この編隊も前進待機。
別のF-2編隊もやってきた。
しかしF-2は光が当たらないと悲惨だな。。
。。。
。。。
。。。
どれくらい待っただろうか?
何か音がしたな、と思ったらパイロットがいっせいにコックピットに乗り込んだ。
そのように思っていたら、「まわせー!」と言ったのか、「かけろー!」といったのか
分からないが、怒号のような声の後、一斉にエンジンスタート。
点検が終わったら、パイロットにREADY!シグナルを送る。
パイロットとクルーの連携、そしてスクランブル発進する際の一連動作を垣間見ることが出来た。
非常に緊張感の漂う場面でした。